大型連休中のお出かけに一日自動車保険

今日から春の大型連休、ゴールデンウィークですね。

会社によっては5月1日、2日も有給やお休みで9連休という方もいらっしゃるようですね。

折角の連休、家族や友人とちょっと自動車で出かけようという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は普段運転をしない家族や人に車を貸す場合のちょっと気を付けてほしい損害保険のお話です。

 

自動車を所有している方は原則、自賠責以外に民間の『自動車保険』に加入しているはずです。

自動車事故における保険の役割を少しおさらいしてみましょう。

 

1.自賠責があるじゃないか

強制保険と呼ばれる自動車損害賠償責任保険(自賠責)は自動車を取得した時に原則、強制加入の保険です。

自賠責で補償されている範囲は『運転によって相手を死傷させてしまった場合』で対人賠償のみに適用されます。

以下は自賠責の補償範囲と補償額です。

損害の範囲 支払限度額(被害者1名あたり)
傷害による損害 治療関係費、文書料、休業損害、慰謝料 最高120万円
後遺障害による損害 逸失利益、慰謝料等 神経系統・精神・胸腹部臓器に著しい障害を残して介護が必要な場合 常時介護のとき:最高4,000万円
随時介護のとき:最高3,000万円
後遺障害の程度により
第1級:最高3,000万円~第14級:最高75万円
死亡による損害 葬儀費、逸失利益、慰謝料(本人および遺族) 最高3,000万円
死亡するまでの傷害に対する損害 (傷害による損害の場合と同じ) 最高120万円

 

あってはならないですが自動車運転で他人を死傷させてしまった場合の最低限の補償として自賠責は存在しています。

しかし交通事故で死傷させてしまった相手が若ければ若いほど、その後の人生で稼いでいたであろう給与、後遺障害の場合には加えて生活に必要となる介護諸費用の額としては不十分です。

また電柱や交通標識、壁、相手の車など対物賠償に自賠責保険は対応していません。

同乗者が死傷してしまった場合にも補償がされないという点を考えると民間の保険がそれを補う形で提供されている理由をご理解いただけるのではないでしょうか。

 

2.民間の自動車保険を安くする条件付き契約

 

民間の自動車保険をご自分で検討されたことがある方は

様々な条件を付けると保険料が変動することを体験的に理解されているでしょう。

・ゴールド免許(セーフティードライバー)限定

・家族限定(本人限定)

・26歳以上限定

 

これらのような条件を満たす場合、契約に織り込むことで自動車保険の保険料は安くすることができます。

一方で普段は親御さんが運転している車を、子どもが連休中だけ借りて使いたいという場合や友人とドライブをするなどこの条件を満たさないことが考えられます。

このような時に役に立つのが損保各社が提供している『一日自動車保険』です。

 

3.一日自動車保険とは

『一日自動車保険』とは、このような普段の自動車保険とは別にその時限定の契約を行うものです。

 

手続きは簡単でセブンイレブンなどのコンビニエンスストアのコピー機や端末で可能です。

車両保険(乗っている車が壊れた場合)の補償の有無でベーシック、ワイドなどのプランが用意されていたり、弁護士費用特約の有無などによって保険料が変わってきます。

 

東京海上日動の『ちょいのり保険』(スマートフォン・ローソン経由で手続き可能)

三井住友海上の『1DAY保険』(スマートフォン・セブンイレブンで手続き可能)

あいおいニッセイ同和損保の『ワンデーサポーター

ドコモの『ワンタイム保険』(引受:東京海上日動)

 

一日自動車保険を加入する上で気を付けたいのがスマートフォンからの手続きです。

対物補償などの補償範囲を広げたプランを加入しようとする場合、初回登録日から〇日経過後などとなっている場合があります。

すぐに利用したいという場合はコンビニの複合コピー機などから申し込みをすることをお勧めします。

またローソンで手続きができる『ちょいのり保険』は実際には携帯電話3大キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)の回線を通しての手続きとなります。

モバイルルーターなどのWi-Fi経由でスマートフォンを利用している場合や格安SIMなどで3大キャリア回線をレンタルしている場合には申し込みが出来ないことがあります。

 

4.用意するものは?

 

□運転免許証

□借りる車のナンバープレート番号

□ネットワーク暗証番号(スマートフォンから手続きの場合)

 

スマートフォンからの一日自動車保険の保険料は通信料金と一緒に請求されます。

よってネットワーク暗証番号が必要になってきますので、分からない場合にはセブンイレブンで手続きが確実です。

手続きはスムーズに行えて5分ほどで完了しますが、30分前後は余裕を見ましょう。

 

スマートフォンから手続きができるからと

間違っても運転しながらのスマートフォンの使用は大変危険です。

手続きが終わったのを確認して、緊急時の連絡先なども予め控えたうえで

安全運転で春のお出かけを楽しんでくださいね。